日常的散歩/03.04.06

 

海老民

 

nonoとボクが地元で贔屓にしているお蕎麦屋さんのひとつ。海老民はいわゆる「良心的」な店。
蕎麦通のヒトたちは、やれ機械打ちだとか風味に欠けるとか酷評するかもしれないけれど、
大好きなソバガキとせいろ蕎麦、そして天麩羅を注文して2000円でお釣がくるのはうれしい。
季節感のある食材で天麩羅を提供しているのも好感度をあげている。
この日はタラノメとフキノトウの天麩羅、そして芝海老のカキアゲを頂いた。
正直言うなら、ボクには好みの蕎麦のスタイルがある。いわゆる田舎ソバというやつだ。
蕎麦の風味が強く、泥臭くて黒っぽい蕎麦が好みである。
だが、なかなかそういう蕎麦には出会えない。
そもそも今言った蕎麦は、まだ子供だった頃にとなりに住んでいたオバちゃんが打ってくれた蕎麦なのだ。
昔の女性は(オバちゃんは農家の出ではあったけれど)いまの蕎麦職人に負けないくらいの蕎麦を打っていた、
ということが大袈裟でなく言えるかもしれない。
旨い蕎麦が食いたい。無性にそう思うことがある。
西に旨い店があるときけばなにはさておき食いに行き、
東にさらに旨い店があるときけば雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ駆ケツケル………。
なんてことまではしないけれど、石臼曳き/手打ちの看板にはめっぽう弱い。
で、大抵のところガッカリしてしまうのである。
そりゃ、蕎麦に10000円でも払えれば、きっと東京でも旨い蕎麦に逢うことはできるかもしれない。(出張蕎麦打ちとかね)
だけどなんだかんだ言ったところで蕎麦は庶民の食べ物である。
銭湯と同じ値段で食いたいとまではいわないけれど、安いことはやはり魅力なのだ。
安くて旨いというのは現代において矛盾の領域である。
そこで自分たちを納得させる方便をボクたちは身につける必要に迫られてしまうのだ。
つまり「この値段でこの味なら満足」といった基準が必用になってくるというわけ。
海老民の蕎麦は充分に納得する旨さだとボクは思う。

 


黄色いヘルメット

3年ぶりに新しいヘルメットを手に入れた。AraiのSZ-RAM2である。
夏を控えてオープンフェイスタイプのヘルメットが欲しかったこともあるけれど、
色を大変気に入ってしまい衝動買いしてしまった。
黄色いヘルメットに黄色いタンク(カバー)、そして黄色いジャケットである。…………暑苦しい…………by nono
これでマンダリンカラーのBMW R1150GSに跨がったりした日には、目眩を起しそうだ。
VARADERO乗りのSATORUさんは青づくしである。彼はとっても清涼感があるのに、
なんで黄色いと暑苦しく感じるんだろう?
ヤッパリ乗る人間に問題アリなのかしら?
ヘルメットを変えたことでインカムもデイトナ「ライドコム」BMステーションにした。
マイクの集音性がとてもいい。クラッチを変えるときの音まで拾っている。
スピーカーは薄くて耳が痛くなることはなく、とてもクリアに話しができるのがウレシイ。
 
あとはオプションのトランシーバーをゲットすれば、とりあえずはみんなと会話しながら走ることができる。
アマチュア無線ではないけれど、それはもうちょっと先送りにしてもいいと思っている。
当面はケツとの会話重視。そしてマス走行のときトランシーバー同士の会話ができれば充分。
 


海軍道路の桜

いやぁ、海軍道路はすんごいことになっていた。大渋滞である。まったくもってクルマは動かないのである。
瀬谷の芝生(米軍施設入口広場をボクはそう呼んでいる)でまったりしながらサクラでも眺めようとの目論みは、
見事なまでに打ち砕かれてしまい、海軍道路入口で腹出郎を停めたボクは、けっきょく芝生のところまで行く事はしなかった。
クルマのなかで子供たちは「パパぁ、オシッコ」と訴え、イラつく彼氏をよそに彼女は助手席で口を開けて眠りこけ、
ゴールンデンレトリーバーはうんざりした顔で窓から外を眺めていた。
 
梅は枝ぶりと花一輪を眺めるところに趣きを覚える。
桜は山とか並木といった、集合体として眺めて始めて面白みが出てくる。
また梅の場合は瀟々と雨の降るなかがいいけれど、桜は晴れた天気が良く似合う。
子供の頃、庭にあったソメイヨシノを眺めながら「大人になったらライトアップしてみたい」と思っていた。
残念ながらその樹は土地の契約上伐採するしかなく、自分の樹をライトアップする計画は頓挫している。
ここ海軍道路もライトアップすればさぞ見事だろうと思うのだけれど、周辺にはスポンサーとなる商店街があるわけでもなく、
また軍施設の関係からそうそうライトアップするのは難しいのかもしれない。
とはいえ瀬谷施設(基地)の一部が返還されるとも聞いている。
もしも広場が返還され、瀬谷区が『サクラ祭り』なるものを企画することができるようになれば、
桜並木のライトアップも実現するかもしれない。
ただもしそうなったら、ボクはいまほど海軍道路を好きにはなれないかもしれない。
ここは(以前ほどではないにしろ)いつまでも穴場的なサクラの名所であってほしいものだ。
 
環状4号の若葉台・霧ヶ丘の桜並木も立派な大きさになって見ごたえがある。夜走りで桜吹雪きのなかを走れたら気持がよいだろう。