GO太郎さん/湘南のクマさん/SATORUさんトーイーさんマガジンさんおおしまさんなかむらさんBOO@小川さん渡辺さん/Snow Manさん/
dott@石井さん/ノッポさん/よこづなさん+マサエさん赤バラ@鈴木さんT-Shota+nono
参加者のみなさん
無事帰還報告
アルバム

まずはメールの紹介

諏訪湖全景

Date: 2002年6月1日(土) 午後6時18分
Subject: 第2回全国ミーティングについて
MLの皆様こんばんわぁ♪ 神奈川@赤バラ鈴木です。
第2回VARADERO全国ミーティンク゛の概要が決定いたしましたので、下記にご報告させて頂きます。
○日程   平成14年9月21(土)〜22(日) 雨天決行
○開催地  長野県乗鞍高原
○宿泊地  ペンション ありす
○参加費(予定)  1万円(宿泊代+宴会用アルコール代含む)
Date: 2002年9月2日(月) 午前4時51分
Subject: 乗鞍ミー
乗鞍ミーティング言い出しっぺのT-Shotaです。
9月に入りましたね。明けがたなどはすっかり涼しくなり、いよいよバイクシーズン到来か! と思う今日このごろです。さて、当初もしかしたら部屋は足りるのか、と不安さえ抱いていたミーティングですが、
『渋滞が……』とか『そろそろ寒いのでは?』といった悪条件もあってか(笑)、目論見どうりにはいってません。まだまだ充分に確保してあります。
責任感の強い赤バラ@鈴木さんなどはコースの下見を本日してくださったようですし、トーイーさんも過日ツーリングを兼ねて下見してくれたもよう……。責任感の強さにはまったくもって頭が下がる思いです。 m(__)m
鈴木さんによると、今日現在の参加者は13名。予定していた18名にあと若干の空きがあります。
今年最後の『乗鞍』。正直いえば、秋の連休の最中でもあり、ドット繰り出すマイカーたちで渋滞は必至でしょう。それに寒さも覚悟しないといけないでしょう。
数年前、TRANSALPミーティングの際、豪雨&濃霧によって途中リタイヤした自分です。あのあたりで雨に降られたら、と思うと腰が引けてしまうところですが、やはりそこは『今年最後のノリクラ』。たとえそれが悪条件下であったとしても脳裏に焼きつけておきたいという思いがあります。なにが言いたかったんだろう?
そうそう、ペンション『ありす』への予約は18名です。
かなり前から押さえていたこともあって、なんとかこの人数で宿泊できるとうれしいのです。(コレ本音ね)
家族サービスなど御多忙かとお察ししますが、なにとぞ振るってご参加くださいませ(笑)。
鈴木さまへ>うーん、ご足労おかけしてすみません。

ビーナスラインにて

 

ビーナスラインにて

Date: 2002年9月2日(月) 午後0時33分
Subject: Re: [varadero] 乗鞍ミー
MLの皆様こんばんわぁ☆彡神奈川@赤バラ鈴木です。
"T-Shota" <varaderian@h...> ;さんは書きました。
> 乗鞍ミーティング 言い出しっぺのT-Shotaです。 責任感の強い赤バラ@鈴木さんなどはコースの下見を
> 本日してくださったようですし、トーイーさんも過日ツーリングを兼ねて下見してくれたもよう……。
いやぁ〜土曜の夜はホンマに熱い夜となりました。
当初はAM2時起きで我が家を出発しようと思っておりましたがここ連日の疲れで、おそらく早起きは出来ないだろうと思い仕事から帰宅し、ひとっ風呂浴びてそのまま出発しました。往路はすべて下道でアクセスしましたので約6時間半掛かりましたが、交通量も少なく涼しい夜風に吹かれながらの走りでしたのでさして疲労感もなく、現地入りする事が出来ました。
エコーラインは夜間通行止めとされておりますが悪いことに!?入り口ゲートは開いており対向から車が一台下りてきたので私もそのままゲートを突入し(ゴメンチャイ)道幅をフルに使って畳平まで駆け上がりましたが標高2000m超あたりから濃霧&小雨&強風が私の身に降りかかり一寸先も見えない。聞こえるのはスコーピオンサウンドのみという状況の中、迫り来るコーナーをカーナビで確認しながら何とか頂上までたどり着くことが出来ました。で、いざ頂上へ着いてみると、ゲート前には既に30台ちかい車がひしめきあっており、みなエンジンかけっぱで仮眠を取られているご様子でしたのでその横に静か〜にバラデロを止め、私もそそくさと仮眠体制(岩の上に横になるだけ)に入りましたが、山頂の気温は5度程度、私の服装はTシャツに3シーズンジャケットのみ……これじゃー寒くて眠れなぁーい!!!テントとシュラフ持ってくればよかったなぁ〜ッテ……。そんな時、ふと天を仰いでいたら、お空には満天の星空が広がっており東京で見る3倍はあろうかと思われるデカサでオリオン座が確認出来ました。思わず「星ッテこんなにあるんやなぁ〜」ッテ感動してしまったなり。
ホント、これを見ただけでも来た甲斐があったッテ思った。
このままここに居たら凍死するかも知れないッテ思いペンション「ありす」付近まで戻ったが、今度はガス残量が気になり結局、松本市まで戻るハメになりました。(約2時間)市内のコンビニで軽い朝食を取り、また2時間掛けて畳平へ舞い戻る。その後はスカイラインにて山頂へ向かい(この時点で既に思考能力ゼロ)パニアからデジカメを出す気力もなく、山頂でしばらくボケーっとした後そのまま逃げるように下山。(睡眠ッテ大事ですねぇ〜)松本ICに滑りこんだのはAM10:30頃だったか、あまりの睡魔で途中6回休憩を取った後、神奈川の自宅に無事帰還しました。いや、気がついたら到着してましたッテ感じかな。
はっきり言って下見らしい事は何も出来ませんでしたが乗鞍は自然豊かな素晴らしい場所であることには間違いありません。早く皆と行きたいです。
> 鈴木さんによると、今日現在の参加者は13名。予定していた18名にあと若干の空きがあります。
現時点ではこんな感じです。
<第2回全国オフ参戦者名簿> 9/2現在
T-Shotaさん&nonoさん/よこづなさん&マサエさん/トーイーさん/SATORUさん/
おおしまさん/dottさん/ノッポさん/Snow Manさん/渡辺さん/GO太郎さん・
湘南@くまさん・赤バラ鈴木 計12台14名 尚、新潟@マガジンさんは翌朝参加かもとの事。
金バラ@佐藤さんは今日現在、確約出来ませんが出来れば参加したいとの事です。
Date: 2002年9月3日(火) 午後9時02分
Subject: 第2回 全オフ開催要領についてのお知らせです♪
MLの皆様こんばんわぁ☆彡神奈川@赤バラ鈴木です。
来る9/21〜9/22の全オフ開催要領についてですが、今回は以下のようなかたちで執り行いたいと思いますので皆様、良きご理解ご協力のほど宜しくお願い致します<(_ _)>
また本件について、何かご意見ご質問等が御座いましたら、何なりとお申し付け下さいませ。
9/21(土)   
集合場所    乗鞍エコーライン頂上 畳平駐車場             PM16:00
※団体でのスリ抜け行為及び逆走行為は非常に危険を伴うため 乗鞍スカイライン山頂での集合は断念します。
当日は三連休初日なので、かなりの渋滞が予想されるためスカイライン走行は各人の走り方で楽しんで頂きたいと思います。
また、畳平より登山をされる方は往復で2時間〜かかりますので 時間にゆとりを持ってお出かけ下さい。
※当日の天候によりけりですが、最悪の場合、無理して山頂へ上がらず、 直接ペンションへいらしてください。
16番と書かれた標識を矢印方向へ曲がると直ぐペンションにたどり着きます。
移動(畳平P〜ペンションチェックイン) 一本道です。           PM16:30-17:30
部屋割り⇒入浴⇒夕食                           PM17:30?-19:30?
特設AVルームにて上映会(18才未満は入室出来ません!?)        PM19:30?-20:30?
意見交換会(別室にて座談形式)               PM20:30?-未定(昨年はAM2:00)
9/22(日)
チェックアウト                              AM9:00
上高地乗鞍林道(舗装路)にて一ノ瀬牧場、白樺峠を経て奈川渡ダムへ     AM9:00-11:00
最後の記念撮影後、お別れ(T_T)/~~                     AM11:30     

松本にてVARADERO目撃。オーナーは立川在住の方だった。

松本駅/ド・トールでまったりタイム。

Date: 2002年9月12日(木) 午前2時08分
Subject: 乗鞍ミー
T-Shotaです。
えっと、よこづなさんと下記の場所で待ち合わせすることになりました。ご一緒する方います?(笑)
日時:9月21日 午後1〜2時
集合場所:ド・トールコーヒー松本駅前店(東口)
 
Date: 2002年9月12日(木) 午後11時38分
Subject: Re: 乗鞍ミー
ど〜も、トーイーです。
え〜私等は、松井田妙義を降りて碓井バイパスの手前にある横川ドライブインで待ち合わせる予定です。
時間は未定ですが途中ビーナスラインで文字通り寄り道なんていうSATORUさんからのすばらしい提案があったので、楽しい道草を食ってから行く予定です。
 
Date: 2002年9月15日(日) 午後6時30分
Subject: Re: 乗鞍ミー
ど〜も、トーイーです。
オフ会に行く時に近場?の方々と一緒に行く事になったので時間を連絡しておきます。
関越道三芳PAにAM6:40その後上里SAにAM7:30です。その後、上信越道松井田妙義を出てR18の碓井バイパス手前のおぎのやにAM9:30(釜飯を食すので、しばらく居る予定)です。
もし他にご一緒される方がいましたら、各待ち合わせ場所にお願いします。今のところは4〜5人ですよ。
Date: 2002年9月19日(木) 午前7時14分
Subject: Re: 乗鞍ミー
 
T-Shotaです。20日昼過ぎに出発を予定しています。天候も心配するほどのこともなさそうで、
なんだかウレシクて寝つかれません(爆)。
ラジオで長野市在住のリスナーが朝6時現在の気温を13℃と申しておりました。
平地との気温差を思うと、山はかなり冷え込んでいることでしょう。
現地に夜半到着予定の方は、冬支度が必要でしょうかな?
で、明け方になっても目の冴えてしまったボクは、ワックスなんぞを腹出郎にスリスリさせたり、
チェーンオイルを吹き付けたりしているんでございます。
きっと今日は仕事にならんでしょう。ソワソワ(笑) でわぁ m(__)m


 

ラブホを探し回った

5月の連休のとき下見のつもりでペンション・ありす(註:以下「ありす」と表記)を訪れていた。そのとき噂では聞いていた渋滞を体験した。
だからミーティングの話しが出たときから渋滞のことはいつも頭から離れなかった。町田から畳平PAまで何時間かかるか予想がつかない。
天候のことも.心配だった。あの山のなかで渋滞地獄にハマったうえ雨でも降られたらと思うと、それだけで(充分すぎるが)気が滅入った。
そこでというわけでもないけれど、少しでも疲労を軽くしたかったこととよこづなさんとの集合時間@松本に遅刻しないように、
日給月給薄給の身でありながらボクは仕事を休み、ミーティング前日の20日昼頃に家を出て諏訪湖あたりで一泊することにした。
が、予定はあくまでも未定であって、実際のところnonoとボクが町田を出たのは帰宅ラッシュが始まろうとしていた16:00を回っていたし、
普段なら渋滞のない秋山村経由でR20に出ているのになぜかこの日は橋本〜津久井湖〜相模湖の万年渋滞コースを使ってしまった。
しかもハンドルより数センチ幅のあるサイドパニアケースをつけているからクルマの脇をスリ抜けることができない。
というわけで、なんとも不様ではあるけれど、スタート時から排気ガスを目一杯吸い込みながらR20を北上するハメになった。
 
諏訪湖に到着したのは24:00頃。諏訪IC付近のファミリーレストランで食事したのちホテルを物色するもこのあたりの相場は高い! 
つまりボクたちは安く済ませる意味もあっていわゆる『ラブホ』に一泊するつもりでいたのだが(ムフ♪)、
横浜と比べて割り高感がしてとてもじゃないけど入る気がしない。で、湖畔周辺を「ラブホはどこだぁ?」とウロウロしていたら、
小高い山の中腹にそれらしいネオンに彩られた建物が見えたので行ってみることにした。
料金はというとIC近くのホテルよりは安かった。しかしまだ横浜相場の休日料金程度の割高感がある……。悩ましいところである。
ホテル前の道から諏訪湖が見えた。14th Moonの明りが鑑のような湖面に反射してとても綺麗だった。明日は中秋の明月だ。
そしてボクたちは、ねぐらが見つからず途方にくれていた。
 
松本市内に行けばいくらでもホテルは見つかるだろうと思った。
もしかしたら塩尻峠で割安感のある『ラブホ』を見つけることができるかもしれない、とも思った。
しかし気温は5、6度である。峠はもっと寒いだろうしそこまで行ってシティ・ホテルのツインなみの料金を請求されたらイヤだし、
そうなる可能性はとても高いように思えてしかたがなかった。そこでとにかく隣り町の茅野市に戻ってみることにした。
茅野市はしかしとても静寂な町だった。ビジネス旅館はあるもののラブホはというと見当たらない。
しかもそのビジネス旅館は深閑としていて明りが消えている。そりゃそうだ、すでに2:00をとうに過ぎている。
道にヒトの姿もなく交番もない。こうなったら仕方がない。コンビニストアの店員さんにラブホの場所を尋ねることにした。
「あのさ、このあたりにラブホない?」←なんかマヌケである。
「諏訪湖まで行けばありますよ」←な、なんだよ、このオヤジは、と思ったにちがいない。
「う〜ん、料金がさ、高いんだよね」マジ高いぜよ!
「そうですよねぇ……うん 高いっす」ホントもっと安くなんねぇかなぁ……と思ったかもしれない。
「でしょ? で、このあたりなら安いかなと思って来てみたんだけど……」←お願い、教えて
「う〜〜〜ん??? 知らないなぁ。あったっけかなぁ??」わりぃ、オレ諏訪湖のアイネイン60しか知らねぇもん。と思ったかも。
「そか、わかった、ありがとうね」ガックシ……。
 
夜中にラブホのありかを息子と同じ年頃といってよい若者に聞くオヤジもオヤジである。
註:T-Shotaには子供はいません。念のため(笑)
そして尋ねられた彼はというと「オレさ、知らねぇオヤジにラブホの場所きかれちまったぜ」と、
このさき10年は面白おかしく語り継ぐんだろうな。やれやれである。
けっきょくボクたちは諏訪湖を見下ろす山腹にあったホテルに戻ることにした。
今夜なんどとなく通過した道である。もうジモティと同じくらい諏訪湖周辺の道を覚えてしまったT-Shotaである。
この歳にしてラブホを探して夜中走り回るなんて、これを若いと言わずしてなんと言おうか? わっははは。
それにしてもだ。宿泊料金の「割高感」といってもせいぜい2000円くらいなものである。
その2000円にこだわって疲れた身体にムチ打って寒空を走り回ったのだから、情けない話しではある。
若いというより「バカい」と言うべきかもしれない。ふ〜、まいった、まいった。
 
ホテルは2棟に別れていた。ボクたちは別館と思われる建物に入るため、駐車場脇からモルタルアパートにあるような外階段を上がり
鉄芯の入ったガラスが嵌め込まれたアルミ製ドアを開けてみた。するとそこには受け付けもなければラブホにありがちな部屋を表示したパネルもなく、
蛍光灯に照らされたビニールタイルを貼った階段が2階に延びていた。
エレベーターのないラブホってのも珍しい。それになんだか妖しい雰囲気だ……。
「をいをい、ここでいいのかぁ?」と疑心暗鬼を覚えつつ階段を上がっていくと、上がり口の左右と廊下の突き当たりに部屋がった。
その突き当たりの部屋のドアに腹出郎を停めた駐車スペースと同じ番号があったので入ってみると、
「ベ、ベッドが2つあるぅ!」Why?? 
化粧ガラス板の仕切りを挟んで手前にセミダブルベッドが、奥にキングサイズのベッドが置かれていた。
ラブホにベッドが2つ……ラブホにベッドが2つあるぅ……\(@p@)/キャァ〜〜
そしてカウンターにはストゥールが4脚。
は〜ぁ、もしかしてココって4人用なのかしら? ドキドキしちゃうぜ、まったく。わっはははは。
ボクは子供の頃好きだったアニメの主題歌を思い出していた。♪ラブホ〜、ラブホ〜、ラリルレロン♪←ウソウソ
それと料金の支払いにエアシューターを使うのも始めてだった。
最初こそ使い方がわからずまごついたエアシューターだが、透明チューブのなかを金の入った筒が本館受け付けへと送られる様子と、
そのあと釣り銭がもどって来る様子が面白くて、もう一度金を払いたくなってしまった。
 
どうも勝手のわからないところに来てしまったようだけれど、
とにもかくにも寝ぐらは確保することができた。時刻は3:00になっていた。
部屋はシンプルで清潔感があった。それがありがたかった。

ビーナスライン

8:00少し前に目覚めた。天井に備え付けてあるモニターからMTVが流れていた。寝たのは5:00頃だったから睡眠は約3時間……。
註:ホテルについてから就寝までの時間なにしていたかなんて言えません(爆)
地図で場所を確認したら、ホテル前の道を行けばそのままビーナスラインになることがわかった。山に向かって走れば霧ヶ峰高原に辿り着く。
が、このルートだとビーナスラインを霧ヶ峰からしか楽しめない。再度茅野市に戻りR152経由で白樺湖〜車山・霧ヶ峰を走ることにした。  

山は秋の匂いがした。空はどこまでも突き抜けていて気持良かった。
20代も終わりの頃、SR400でビーナスライン〜佐久へ抜けたことがある。
記憶は薄れ、どこを走ったかすらアルバムに残っている写真を手がかりにするしかないが、あのときの紺碧の空の色は鮮明に覚えている。腹出郎で走った今回の記憶もいつか薄れてしまう時がくるだろうが、今日の空の色もまた忘れることはないだろう。
白樺湖を見下ろす高台から東に八ヶ岳連峰が、南に南アルプスが一望できた。
nono とボクには馴染みの甲斐駒ヶ岳がみえる。
稜線のなかにあって群を抜いてそびえているのは北岳か。
その南アルプスをなめるように右に左に道は弧を描く。
気持良い道を走っているときのボクは忙しい。道を確認しながら景色を眺める。
風を愉しみながら花の薫り、土の匂いを味わう。停まることはしたくない。
走りながらそれらを同時に身体に吸収しようとするから忙しい。
しかもビーナスラインは吸収したいと思わせる風景が盛り沢山で、とてもじゃないけど1度や2度走ったくらいで語り尽くせない。
クルマは少なかった。みんな乗鞍スカイライン〜エコーラインにくり出しているせいかもしれない。とにかく流れは快適だ。
高原を馬に例えるなら霧ヶ峰・車山は背中にあたる。ワインディングロードはその馬の背を貫いているのだ。
牧草地は空に貼り付いているように見えた。吹き抜ける風は甘く、乾いていた。遮るものがなく遥か遠く山の稜線が見える。
霧ヶ峰高原には随所に北アルプスを望める場所があり、穂高や槍ヶ岳が見えるはずだが
およそ80km/hで走っているボクに確認しているヒマなどあるわけがなく、大きな山の塊として記憶に留めておくしかできない。
雑誌でビーナスラインを紹介するページに登場する景色があるのもこのあたりだ。走りながら「このカーブ写真で見たことがある」と思ったものだ。
確かに景色は素晴らしい。誰もが幸せになれる景色だ。バイクに乗っていて本当に良かったと思わせる道であり、風景なのだ。
ビーナスラインはバイク乗りのためにある道である。
 
松本方面への標識に従って標高を下げていく。幹線道路を避けて進入した林道は(「よもぎこば林道」と思われるが……)
簡易舗装されているものの適度に荒れているのが面白かった。森のなかを愉しみながら走っていたらあっという間に松本市内に着いてしまった。
註:じつはボクはMapFanと首っ引きで走ったルートを確認しようと試みた。が、「よもぎこば林道」を走ったかどうか定かでない。
地図では有料道路になっていることからして走っていないはずなのだが、なぜかこの名称を覚えている。林道入口と思える箇所に長野県警の交通課が待機して、
ドライバーやライダーに注意を促していた。そして林道出口にも1人無線機を携帯して通過車両を報告している警察官がいた。
記憶のなかでは警察官が待機していた区間が「よもぎこば林道」だったのだけど不確かとしか言いようがなく、走ったかどうかわからない。
言えることは、真直ぐ走っていたら松本城に辿り着いていた、ということだ。
 
追記/Africa Twin乗りのとしさん(旧ジャイアンさん)から「よもぎこば林道」が今年(2002年)から無料になっていることを後日聞いた。
やはりボクたちは「よもぎこば林道」を走っていた。MapFanの情報が更新されていなかっただけのことだ。